不良主婦の不定期日記。パンダ、手芸などなど気まぐれに。 最近は石けん作りに夢中でふ
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先日、オールド在庫石けんを粉石けんにするために大量塩析していることを記事にしますた。>>コレ
その後、なんとか無事に粉石けんが完成しましたのでご紹介いたします。




ちょっと、先日の記事とダブルところもありますが、過程を順を追ってご紹介しようと思っておりますので、御了承下さいませ。
まず。オールド石けんの整理も兼ねて、お蔵入りの失敗石けんや、酸化したりしてもう人にあげられない石けん、自分的に飽きた石けん等など約1.2キロを用意。
これらの石けんは自分でも作ったときのレシピがほぼわかっているので、それぞれの種類ごとに重さを量り、現在残っている水分量を5%と10%の2種類で考え、その中間数値をとって鹸化率100%とした場合に足さなければいけない苛性ソーダ量を算出しますた。かなりの種類があったのでレシピ不明な石けんについては、分かっているものすべてを足して出した平均値を使用して計算しますた。すごく大雑把ですが、この約1.2キロの石けんに13gの苛性ソーダを足すことにしますた。



これを全部削りまふ。軍手はめてピーラーでひーこら言いながら削りますた。所要時間数時間(ひ~!)。洗面器山盛りになりますた。



ここにちょっとづつ熱湯を入れていって溶かしていきます。



一晩置いてから、洗面器ごと電子レンジ1分を何回か繰り返して温度を上げていく。水道水50gに苛性ソーダ13gを溶かしたアルカリ液を投入。休憩を入れながら、混ぜては、電子レンジを繰り返す。そうやってなんちゃってリバッチしていきまふ。



「まじぇてまじぇて~」by ナイルレストランのナイルさん(意味不明(笑))。洗面器いっぱいいっぱいで時間がかかりましたが、なんとかトロトロになってきますた。



この後マッシュポテト状になったのでまたしばらく放置。その後、口のついた容器に小分けに入れて、さらにお湯を足して溶かします。ペットボトルに漏斗で流し入れることが可能なくらいに生地を緩めていきます。大体ですが、リバッチ生地400g(このうち足したお湯の量が約200g)に更に水分を750g足してみますた。

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ここに、全体の5%になるように計算した食塩水を足してシャカシャカ振り回します。でも石けんの粘度がちょっと高い感じでうまく分離してくれない予感がしたので、ここにさらに食塩水を足しますた。元の石けんが200gと考えると2Lのペットボトルにかなりいっぱいいっぱいです。



そして、逆さにして静かにしばらく放置。クリーム状の石けん成分が浮き上がってきて、下に着色剤やオプションなどの不純物が食塩水に溶け込んで沈んでいきます。



しばらく放置した後、逆さのまま静かにペットボトルの口をあけて下に溜まった水分のみを捨てます。この水分にはアルカリが溶け込んでいるのでゴム手袋必須です。この塩析セットを今回は3回づつやりますた。3回目には石けん成分はかなり真っ白になりますた。この後、ペットボトルを冷蔵庫で冷やしておいてから、氷水を入れてシャカシャカすると石けんに残っている食塩成分を洗うことができます。これは、冷水には石けんは溶けづらく、食塩のみ溶けるという特徴のためです。シャカシャカした後、塩析と同じように逆さまにして静かに放置してから水分のみ捨てます。この氷水洗いも2回以上やりますた。それでも最後に舐めてみると、まだちょっとしょっぱかった(良い子はマネしてはいけません(笑)!)。

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この洗ったあとの石けんは、ザルにあけてしばらく水分を抜いてから容器に移して重さを量り、大雑把ですが20%の炭酸塩を足して混ぜました。

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それをキッチンペーパーを敷き詰めた箱に広げて、しばらくの間雨の降らないベランダで干しておきますた。そしてほどほどに乾燥したところで、一部をすり鉢で細かい粉末にしてみますた。

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本当は一部は炭酸塩を混ぜないで乾燥させようと思ったのですが、グリセリンが溶け出してきてベタベタ&ネバネバの物体X(笑)になったので諦めて全部炭酸塩入りにして干しますた。それでも試しにちょっとだけミニシリコン容器に入れて熟成中です。ぼろぼろになりそうな予感もしてますが…。

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今回は、用意した石けんが大量すぎて一度に出来ず、ペットボトル数本に分けて作業工程も分けましたが、まだリバッチ石けん残っております(笑)。この残りはもう塩析しないで使っちゃうかも(疲れたし…(笑))。

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【使用感】

ふむふむ。基本は炭酸塩20%入りの粉石けんなのでスッキリ洗い上がりまふ。いつも在庫石けんで洗濯するときは前の晩から削って熱湯で溶かしておいてから洗濯に使用していますが、粉末にしてあると洗濯する直前に溶かせばいいので便利です。ただし、石けん+過炭酸ナトリウム20%で洗ったときよりは泡立ちはイマイチかな~。残留塩分が多いせいもあるのかもね。自分的には洗濯時には石けん+過炭酸ナトリウムの発泡力がお気に入り。
でも大量に作ったので、しばらくは洗濯石けん作らなくても持ちそうです。満足満足。
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コメント
この記事へのコメント
しゅ、しゅごいですね^^;

前、どこかで塩析の様子見たとき
「こーんなめんどうな事、やらん!」って思ったけど
ゆりくまさんやtoakonとこで何度も見てるうちに・・ちとやって見たい気持ちむくむく。

ん~でも大変そう~むぅぅ
2007/09/09(日) 00:18 | URL | もなこ #WGv/JGO2[ 編集]
>もなこさん
あっしのこの量はどう考えてもやりすぎでした(笑)。もしおやりになるなら300g程度の石けんで試すことをオススメします。そのくらいだったら、ちょっとメンドクサイ&でも楽しい~!って気分を味わえると思います。
茶色いリバッチ石けんが真っ白になる様は快感ですよ~!
2007/09/09(日) 01:53 | URL | toakon #-[ 編集]
今、廃油石鹸が塩析待ちしています~
が!なんか面倒そうで未だ手つかず(^▽^;)
600gほどだけど、toakonさんに比べたら面倒なんていってられないですね(>▽<;;
頑張ってみます!!

「裏」の記事、なんとなくわかったような~
でも、メッセージしようと思ったw
私は「消極的裏」な立場かな~
2007/09/09(日) 02:42 | URL | KOZU #QnxoI86A[ 編集]
まだ残っているのね(笑)頑張れ~
塩水のところで、液全体の粘度が高くなるのは塩水の量じゃなくて濃度が足りていないんだよ(つい最近勉強した)。
2007/09/09(日) 09:42 | URL | ゆりくま #VwWRwSIk[ 編集]
>KOZUさん
塩析初めてなら少量でチャレンジしてみると楽しめると思います~。全工程考えると結構時間はかかりますが、つきっきりの必要はないので時間のあるときにちょこちょこ作業して、気長にやるといいかもで~す。

「裏」と「表」。両方駆使して誰も傷つかない方法を考えていこうと思っています。コメントありがとうございます。


>ゆりくまさん
食塩水の濃度!なるほど~~。確かに濃いほうが分離しやすいに決まってるよね~。でも塩分が濃いと氷水で洗うのも大変になっちゃうのかな~?今回も出来上がった粉石けん、結構しょっぱいです(笑)。気が向いたら、あの残りのリバッチ石けんほんの少しだけ使って大きめの容器で塩析試してみようかな~。何にしても量はほどほどがいいっすねえ。やりすぎ反省です(笑)。
2007/09/09(日) 11:14 | URL | toakon #-[ 編集]
すごいですね~
以前、塩析実験「前編」を読んで、持て余しているダメダメになった石けんを塩析する勇気が湧きました
使った石けんは617g、一部食器洗い用に溶かして使い
残りは「くまぐまなちゅ」さんの所からお知恵を借りて炭酸Naを混ぜて乾燥させました
うちのは薄くピンク色(ピンククレイ)と香りがうっすら残りました

toakonさんのように塩析と洗浄の回数を増やせば良かったと反省しています
それにしても洗った水を舐めるなんてスゴイ!
人間塩分計ですね(笑)
それから→http://www.edu.city.kyoto.jp/science/right.html
に酢を使った実験が載ってて面白かったです~
2007/09/10(月) 04:52 | URL | 砂ねこ #-[ 編集]
>砂ねこさん
そうそう。あっしも初めて塩析したときは回数が少なくてうっすら色の残った塩析石けんになったので、今回は白い色を目指して回数を増やしてみますた。
いくらしつこく洗ったからといって、舐めるのは危険です!良い子はマネしないように(笑)!
それと、砂ねこさんが教えて下さったのは↓のページのことですよね(ごめんなさい。トップページからのリンクが分かりづらかったので探してみますた)
http://www.edu.city.kyoto.jp/science/science/sci-news/jikken/h16jikken/2004kagaku1sekken/2004kagaku-sekken2.html

面白いね~!これってもしかして、酢を通すとグリセリンと分離して脂肪酸が得られるってことかしらん?ってことはもし、ここで得られた脂肪酸にアルカリ足すと「中和法」で石けん作ることも可能ってことかな~?(メンドクサイからやらないけど(笑))
2007/09/10(月) 11:39 | URL | toakon #nLFQAz4w[ 編集]
こんばんは!
洗濯石けん、作っちゃうなんて、すごーい!ゆりくまさんのもすっごい!と思ったけど、ソーパーさんって、ここまで極められるんですね。思わず、PCの前で「ふーむ、すごい、すごすぎる…」と唸ってしまいました。洗剤メーカーさんもまっつぁおかも…。
塩析(と入力しようとしたら"宴席"が出ました。)って、塩で物質を分けるってことだってこと、はじめて知りました。とっても勉強になりました!ひたすらスゴイです!
2007/09/10(月) 22:08 | URL | zabbon #-[ 編集]
こんばんは~
ごめんなさい、そうですよね、行って欲しいページのURL書かんでどーすんの?でした
そうです、そこのページです~
今後もんのすごい失敗して、人体には使えない石けんがもし出来たら、脂肪酸に戻してもっかい材料にしたら面白いかも~です(笑)
きっと面倒だから私もしないと思うけど、気が向いたら判りませ~ん(笑)
2007/09/11(火) 01:16 | URL | 砂ねこ #-[ 編集]
>zabbonさん
そうそう。塩析と入力しようとすると"宴席"が出るのよね~。酒好きだからいいけど(笑)。
うちの洗濯は石けんとアルカリ助剤の組み合わせで問題ないので、自分で石けん作ってる限りはもう洗剤に戻ることはないだろうな~。失敗石けんいっぱい作ってもどんどん消費できるしね(笑)。
ところでzabbonさんの好きなドバトさん(笑)がうちにも話題を振りましております。詳しくは、またコメントしにいきま~。

>砂ねこさん
いやいや。こちらこそすんません。でも、ああいう公共機関のサイトってサイトマップとかなくて分かりづらいところ多いよね~。
「中和法」についてはちょっと自分に知識があまりにもないので、もう少し色々調べてみようと思います~。興味深いページを紹介してくださいましてありがとうございました!
2007/09/11(火) 19:18 | URL | toakon #-[ 編集]
こんばんは~!再来zabbonです。
もしや、ハト公害の被害にあってらっしゃるとか? うちも引っ越す前の家では大変でしたが、そのうち鎮火しました。
で、ウチに遊びに来るハトはキジバトといって、ドバトとは一線を画す野鳥なんですよ。ベランダに大勢で群がることがない鳥です。 今度、そのあたりのことをざぼんに書きますね!お楽しみに!
2007/09/13(木) 22:55 | URL | zabbon #-[ 編集]
>zabbonさん
あ!ドバトさんじゃなくてキジバトさんだったのね~。失礼いたしますた(笑)。
うちに来ていたドバトさん。最初は、ほほえましく見守っていたのにだんだん付け上がってきて、あっしの大事な多肉植物ちゃんの鉢がひっくり返されますた(泣)。今は家の中に避難させたので無事です。
2007/09/14(金) 19:31 | URL | toakon #-[ 編集]
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