不良主婦の不定期日記。パンダ、手芸などなど気まぐれに。 最近は石けん作りに夢中でふ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
自分で石けんを作り始めたときから目標のひとつだったアーモンド石けん。
そもそも石けんを作り始めたきっかけは、あっしが愛してやまないレクター博士も認めるサンタ・マリア・ノヴェッラのサポーネ・アッラ・マンドルラ(アーモンド石けん)みたいな石けんを自作できないかな~?ってことですた(その妄想を去年も書いてますた(笑)。記事はコチラ>)。

17.jpg

んで、ソーパー2年生としては妄想だけではなく実際にチャレンジ精神旺盛に行動に移してみよう!と思い立ち、実際に作ってみることにしますた。

四の五の言わずにまず結果から。
じゃ~ん!!

mandorla1.jpg mandorla2.jpg

ちょっと長くなりますが、ここに至るまでの考察と作成レポートも書いてみたいと思いまふ。


まず。本家本元のサンタ・マリア・ノヴェッラのアーモンド石けんですが、うちにある東京支店のサンタ・マリア・ノヴェッラ イン・トーキョーで購入したヤツには箱の裏側に日本語で配合成分が書かれたシールが貼ってありまふ。
それによると、配合成分は↓以下の通りです。

牛脂脂肪酸グリセリル、ヤシ脂肪酸Na、水、香料、グリセリン、塩化Na、酸化チタン、エチドロン酸4Na、アーモンド油、EDTA-4Na

サンタ・マリアのアーモンド石けんはその香りに特徴がありまふ。簡単にいうと杏仁豆腐の香り。
使い心地自体は、ソーパーになった今だから分かるのだけど、鹸化率の高いしっかりしたマルセイユって感じ。しっとりだけどサッパリ系。
まあ、作り方とかは工業製品だから中和法かな~?とも思うのだけど、表向きは800年変わらないレシピとか謳ってるから、もしかしたら脂肪の精製技術が低かった時代から行われていたという、脂肪酸けん化法(脂肪酸から釜炊きとかでホットプロセスで作って塩析までしちゃうってことかな?)ってヤツなのかしらん?塩も使ってるみたいだしなあ。でも思い切り酸化チタンとかエチドロン酸とかEDTAとかケミカル製品も入ってるしなあ(笑)。やっぱ昔はどうあれ、今は中和法だろうなあ(すんまそん。このへんは付け焼刃の知識の憶測に過ぎません)。

まあ、いづれにしてもあっしはコールド・プロセスで作るのでオイルまで忠実に再現する気はないし、気分的にアーモンドオイルをメインにして自分が使いやすいレシピで組み立ててみることにしますた。重要なのは使い心地と香りだし。

で、その香りなのですが、先ほど杏仁豆腐のような香りと書きました。
アーモンドと名前がつく手作り石けんの材料になり得るものの中に杏仁豆腐の素(粉)があります。ネットで色々調べてみると中華菓子としての杏仁豆腐の素のことを「アーモンドパウダー」と呼んでいることが分かりました。が、しか~し!
これは本来、正確にはアーモンドの粉ではありません。杏の種の中の白い核を粉末にした「杏仁霜」(きょうにんそう)が王道な杏仁豆腐の素であることが分かりました。
で、現在、純な杏仁霜は高価なので、香りが似ている安価なアーモンドで代用されたり、糖分やコーンスターチなどと混ぜて販売されることがほとんどだそうです。
しかも中国人は、元々アーモンドと杏をあまり区別しないらしい?中国人の気質を考えたらさもありなん、という気がしないでもないですが(笑)、そういった事情もあって杏の種の粉末がアーモンドパウダーとして表示されることになったようです。ややこしい!

実際、あっしはこのことに気がつくまで自作の石けんに保湿オプションとしてアーモンドプードル(正真正銘のアーモンドの粉末)を度々入れていますた(笑)。多分、他のソーパーさんのレシピで「アーモンドパウダー」という表記をよく見ていて、「そっか~。アーモンドの粉は保湿にもいいのね~」と勝手に思って使っていますた。まあ、食べ物だし、粉末といってもアーモンドのオイリーな感じが出ているネットリした感じの粉なので、実際に多少の保湿効果はあると思われます。このせいで特に酸化が早くなったとか感じたこともないし…。ただし、香りはあまりありませんね。

まあ、情報の錯綜はあったものの、一応「杏仁霜」入りの杏仁豆腐の素(残念ながら100%じゃなかった)はゲットしたので今回はこれを使ってみることにしますた。粉末の状態でクンクンすると、結構スパイシーで鼻にアノ独特の杏仁豆腐の香りが直撃します。これだけ香りが強ければ、アルカリに負けずに残ってくれるかも?
使ってみたのは↓コレです(でも今度は100%のを見つけてこよう)。


●郷味川貝杏仁粉

こっちは100%らしい↓。


●本物の杏仁霜を探している方へ美肌によし、風邪予防によし台湾の漢方薬局でも売っている100%



●アーモンド石けん1号&2号

仕込み:2007/11/15

解禁日:2007/12/17

レシピ:アーモンドオイル、ココナッツオイル、パームオイル、マカデミアナッツオイル、ミリスチン酸、ステアリン酸、精製水、苛性ソーダ(水分30%、けん化率90%)
SF:ホホバオイル、
オプション:アーモンドプードル、杏仁粉、ピンクカオリン、ココア、水酸化クロム(緑)
FO:ストロベリー(※色材とFOはドーナッツ型の方のみ)


ミリ&ステ酸使いなので50度でシャカシャカ開始。オイルと苛性ソーダ水合わせたら淡~いピンク色に。おお!アーモンドとマカデミアナッツオイルの配合が多いからなのね。これはこのままの色でもキレイだな~。と、思いつつ粉モノオプション入れていったら薄いクリーム色になってしまった。ちぇ。

で、例に漏れず3分トレースコース。ぎゃ~!とかいいつつ慣れてきますた(笑)。慌てつつ落ち着きながら(どっちだい?)オプション+SF入れて、色付の生地作って型入れ。
残った生地が結構しっかりトレース出たので、色つけなかった方のトップにクリーム絞り器(100均のヤツ)使ってクリームの練習もしてみますた。ふむふむ。硬さがしっかり出てればヘタクソでもそれなりになんとかなるね。

杏仁粉は800gバッチで大さじ2って感じだったのだけど、結果的には微香って感じ。アーモンドプードルも入れていたのでこれ以上は多すぎると判断したのだけど、本音を言うともっと香って欲しい感じ。

で、これ作った後に、この杏の香りのアーモンド石けん(どっちなんだい(怒&笑)??)を作るために石けんの材料になりそうなものを調べてみますた。

●杏仁霜…今度は100%で試したい
●杏の種…種類が色々あるらしい。使うのは種の中身の白い部分だね。オイルとかアルコールに漬けてもいいかも。
●アプリコットカーネルオイル…杏の種の核のオイル。よく使ってるソーパーさんいるなあ。でも香りはするのかな?
●アマレット…アーモンドの香りがするというイタリアのリキュール。でも材料は杏の種(オマエモカYO~!!!)。「杏露酒」(シンルチュウ)とは似てないのかな?
●ビターアーモンドエッセンス…食用にされるのがスイートアーモンド(甘扁桃)で、苦扁桃と呼ばれる苦味のあるビターアーモンドは、鎮咳・鎮痙などの薬用や、着香料として昔から良く使われてきたらしい。このエッセンスはお菓子作りなどに良く使われる。石けんに使った場合、香りは残るのかなあ?

こうやってちょっと調べてみると、やっぱ古今東西アーモンドと杏は結構混同されてきた感があります。まあ、どっちもバラ科サクラ族ということで全く遠い植物でもないようだしなあ。香りが近いっていうのは間違いなさそう。
今度、これらの材料もゲットしてきて色々試したいと思いまふ。まだまだ道のりは長そう。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
夏に杏仁豆腐作って
まだ残ってるから
少し送りましょうか~?
石鹸に使ってみようと思いつつ
まだそのまんま~
大さじ2くらいなら余裕である!

これで作った杏仁豆腐はうまうまでした♪
2007/11/26(月) 11:03 | URL | もなこ #WGv/JGO2[ 編集]
おおお!今回もおもしろい実験ですなぁ
杏仁豆腐の嫌いな私には「アーモンドエッセンス」や「杏の種」ものは鬼門なのですが、アーモンドプードルのお菓子は大好き(おまえもかYO!(笑))

てっとりばやく香りがつけたければ
オレンジフラワーさんの「ココナッツFO」がお勧めかも?
ココナッツと信じて購入したら苦手な杏仁豆腐の香りで。。。そく友達にあげました(笑)

アーモンドエッセンスはあまり香りは残らないと思う
むかし友達がバニラオイルを入れたら全然香りが消えてたので^^;;

しかし。。。中国人にはアーモンドと杏の種の境界もないのですなぁ…
オドロキ\(◎o◎)/!

2007/11/26(月) 14:46 | URL | tanpopo #wwAbyHtA[ 編集]
こんばんは。
おもしろそうな実験ですね。私もそろそろアレッポもどきプロジェクトを完成させないと^^;
keinzさんの未精製アプリコットカーネルオイルは、まさに杏の香り!って感じで、総油脂量の20%でも2ヶ月くらいは香りが残ってました。
でも、残念ながら半年以上経った今は、泡立てたときにかすかに香る程度です。
キャリアオイルとしてアプリコットカーネルオイルは大好きで、いろいろ試しましたがkeinzさんのものが一番香りが強かったです。
もしよかったら、試してみてくださいね。
実験の続き楽しみにしてます(^^)
2007/11/26(月) 19:13 | URL | aslan #2Mk.lfoM[ 編集]
ん?? 結局ご本人的には杏とアーモンドのどっちがいいの??

外国人向けスーパーで買ったdenovaの食用アプリコットカーネルオイル(コールドプレス)は香りがしなかったなぁ。
前田さんの本にも写真が紹介されているオーフスインターナショナル社のスィートアーモンド油は杏仁豆腐の香りがするよ。これは輸入食品店や少し高級なお店で比較的手に入りやすいと思う。
高配合で石けんにしたことがないから香りが残るかどうかはわからないけど。

ウチにも杏仁霜あるある。
大好きとはいえ食べ切れん~。
2007/11/27(火) 00:33 | URL | ゆりくま #VwWRwSIk[ 編集]
出た!レクター博士♪♪
トマス・ハリスが好きで映画化されるのが楽しみでした、出来が良かったのが嬉しくてDVD買いました
ブラック・サンデーも好きなんじゃがのぅ
実体のレクター博士に会いたいわ♪一発でディナーになるだろうけど~(笑)
え~、アプリコットカーネルオイル38%で石けん作ってます、オレンジピール末を入れたので始めはオレンジの香りが勝ってましたが、半年後には杏仁とオレンジの香りが半々になりました(残念ながら使い切り)
メーカーはアングリア社(今はオーフスカールスハムン社)のものです
使用感は軽~くて肌に残らないタイプでした
2007/11/27(火) 02:19 | URL | 砂ねこ #jyoitXs6[ 編集]
杏仁霜の使い回しレシピにこんなんありました
↓クックパッドレシピ
http://cookpad.com/mykitchen/recipe/350629/
2007/11/27(火) 18:18 | URL | 砂ねこ #jyoitXs6[ 編集]
100%の杏仁霜カンタンに
石けんに入れられるから良さそう♪
私の杏仁豆腐石けんは、香りの元をお酒につけたり
ミルミキサーにかけたり
面倒だったからなぁ…
2007/11/27(火) 21:10 | URL | ノギス #cLn.jjQU[ 編集]
砂ねこさん!
このパンレシピ
アーモンドスライスはないけど
すぐできる~~
作って(ってほどでもないかっ)みるじょ~~
サンキュー
2007/11/27(火) 22:27 | URL | もなこ #WGv/JGO2[ 編集]
みなさんコメント&色々な情報ありがとうございます!

>もなこさん
うおおお!いいの?いいの?んじゃ後ほどあらためてご連絡させていただきますわん。ありがとうございます!それとクックパッドに載ってたヤツ、うまそうじゃね~。あっしもやってみよう!


>tanpopoさん
ほほう!オレンジフラワーさんのはココナッツなのに杏仁豆腐の香りなのね。そういえば、EOとかFOの存在がすっぽり抜けていますた。ちょっと色々なお店で、アーモンドとアプリコットのEO、FOもチェックしてみたいと思いまふ。

>aslanさん
アプリコットカーネルオイルは未体験なので、その情報は助かります。旧アングリアのを買ってみようかな~?とか思っていたところなのでケインズさんのもチェックしてみたいと思いまふ。aslanさんのアレッポもどきのその後も楽しみにしておりまふ。ぐふふ。

>ゆりくまさん
ぎゃ~!自分でも杏とアーモンドどっちの石けんが作りたいのかよくわからなくなってきますた(笑)。
ちなみにあっしが使っているスイートアーモンドオイルも旧アングリアのヤツでした(そう言われてクンクンしてみたら確かに杏仁豆腐の香りがするね)。今回のレシピ、スイートアーモンドは62%配合で杏仁粉入れて微香って感じになってしまったので、今度は100%で作ってみて確認しようと思いまふ。

>砂ねこさん
ぐふふふ。レクター博士好きが高じてフィレンツェまで行ってしまいましたよ(笑)。サンタ・マリア・ノヴェッラにももちろん行って石けんも買って来ましたが、あのとき100個くらい買い占めてくれば良かったよおおお(数年前だけど1個7ユーロくらいだったのよ。でも今日本で買うと1個2400円もするのおお!)。トマス・ハリスは本当に面白くて凄い作家だね。寡作すぎるのが玉に瑕だけど…。あっしはレクター・シリーズだと実は「レッドドラゴン」(原作版の方ね)が一番好きだったりしまふ。アプリコットカーネルオイルも近々手に入れて高配合で作ってみたいと思いまふ。それとクックパッド情報もありがとう!クックパッド、レパートリーの少ないズボ主婦としては愛用してますわん(笑)。

>ノギスさん
実はコメント待ってますた(笑)!この石けん作るときにノギスさんの皇杏エキス入りの杏仁豆腐石けんのことがずっと頭にありました。あれスッゴイいい香りが残ってるのよねえ(今お風呂で使ってますわよ。ぐふふふ)。今度杏の種ゲットできたらあっしも絶対アルコールに漬けるかインフューズド・オイルを作ってみたいと思ってまふ。
2007/11/27(火) 23:36 | URL | toakon #-[ 編集]
メールちょんだい(←津軽弁)!
2007/11/28(水) 00:40 | URL | もなこ #WGv/JGO2[ 編集]
>もなこさん
おばんです。沢山コメントいただいてなまらうれしいべさ~。したっけ、もなこさんとこから後日メールするべさ~。わたしがた、はんかくさいべか?(北海道弁w)
2007/11/28(水) 03:22 | URL | toakon #-[ 編集]
私、どうしても杏仁豆腐の香りのせっけんが作りたくて、白くなる配合で、アマレットのF.Oを使って(安易!)に作りましたよ。
さすがF.O。香りはバッチリつきました。
杏仁豆腐そのものの香りですよ。
もうね、食いたくなるくらい。
でも、モーラバターってやつを配合してみたら、妙に柔らかくって、まだ型の中...。

アマレットのF.O、おすそわけしましょうか?
自然なものだけで作りたいのなら、F.Oは邪道ですので、イヤかもしれないけども。
いつでもお送りしますので、メールくださいませ。
2007/11/29(木) 10:57 | URL | かねむら #WCSj23LI[ 編集]
>なみちゃん
おお、石けん作りにハマってるね(笑)。材料もどんどん高度になってるね。今回、何故かEOとかFOのことが考えつかなかったのよね~。香りのことだけで考えれば、FOが手っ取り早いよね~。そうか~。アマレットのFOもあるのね。今度、アーモンド、アプリコット、アマレットのFOを手に入れてクンクンして比べてみようとも思いまふ。あっしは動物性オイルもFOも全然平気~。送らなくてもいいからまた遊びにおいで~。今度なみちゃんがひとりで作った石けんも見せておくれ。
2007/11/30(金) 00:34 | URL | toakon #-[ 編集]
アーモンド石けん道場、その後いかがですか?
ゆりくまさんがコメントしてらっしゃるdenovaのアプリコット核油、私も使っているのですが、とっても甘い良い香りがします。何でかな。
それから使えそうだと思いついたのですが、ラッテマンドルラってご存知ですか。
アーモンドのペースト状あるいはミルク状のイタリアの缶詰です。アーモンドの実から摂れたもの100%だそうで、輸入食材店などで見かけます。
今後の行方、楽しみにしてますね~。
2007/12/21(金) 22:32 | URL | ハタヤ商会 #NjDYclhA[ 編集]
>ハタヤ商会さん
ケインズさんのアプリコットカーネルオイルはゲットしたのですが、その他の着香材料の手配をまだしてなかったので年内になんとか入手して大掃除が終わってからでも仕込もうかな~。
ラッテマンドルラって、イタリアのカフェとかで飲める甘くて冷たいミルクのドリンクですよね!缶詰になってるのか~!今度イタリア食材売ってるお店とかで探してみます!ありがとうございます。
ああ、イタリア行きてええええ!!
2007/12/22(土) 11:31 | URL | toakon #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://toakon.blog33.fc2.com/tb.php/223-55159c83
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。